2世帯住宅のリフォーム

基本データ
●家族構成…夫婦、子供2人、父、祖母
●構造規模…木造2階建て
◇2世帯・オール電化住宅
◇耐震補強・バリアフリー
◇新旧空間の融合デザイン
◇既存梁を利用した勾配天井で開放的な空間計画
◇トップライトから居室、廊下への昼光利用計画
◇水廻りの回遊的動線計画
A) 全体的に不便な間取り、住みやすい間取りを提案をして欲しい。
B) 祖母の部屋の近くのトイレを使いやすく広くして欲しい。
C) 和室を一室失くして、祖父の洋室にしたい。
D) キッチンは対面キッチンにして欲しい。
E) LDKを広い空間としたい、リビングと和室は「続き間」にして欲しい。
F) 壁を全体的にきれいに一新したい。
G) 手すりをつけて欲しい。
H) 1・2階、ともに水廻りが古いのでオール電化に一新したい。
I ) 玄関上の吹き抜けスペースに部屋を造りたい。
A) キッチンと洗面室をつなげる計画とし、全体的に回遊性のある動線計画とした。
B) 洗面台と介助スペースのある、「手すりのある広いトイレ」とした。
C) 和室を洋室へリニューアルし、父の部屋とした。
D) キッチンは対面式にレイアウトしたアイランドキッチンをご提案し、開放的な空間に。また足元が寒くない様に床暖房も併せて計画しました。
E) LDKは1間となる様にデザインした。天井は勾配天井として高さを出来るだけ確保し、ダイナミックなリビング空間をご提案。キッチン同様の床暖房仕様です。和室の間仕切りをラインドレープとする事で柔軟な空間活用を可能としました。
F) 壁は全面的にクロスの張替えをご提案。白でシンプルにまとめながらも造作部分を中心としたブラウン色をアクセントとしました。
G) 各所に手すりを計画する事で、ご両親の老後に備えました。
H) 水廻りをオール電化で計画し安全でエコロジーな仕様としました。
I ) 吹き抜け空間を「部屋」とする事で階段や廊下が暗くなってしまうので、新たにトップライトを設ける事でリフォーム後の空間に対応した。